FaceBookへのリンク
実験の様子

大学院生募集

はじめに

生命科学の各分野に広く影響を与える研究領域”ウイルス”
自ら考え、自ら研究を進めることのできる研究者に

朝長研究室のホームページにようこそ!
私たちは、ウイルスという目には見えない最強の感染体の謎を解明すべく日々研究を行っています。 一言にウイルスといっても、その姿形や感染の仕組みはさまざまです。現在、私たちが対象としているウイルスは、人をはじめ動物に感染するウイルスで、遺伝情報としてリボ核酸(RNA)をもつウイルスです。
私たちはこれをRNAウイルスと呼んでいます。 なかでも、ボルナウイルスが主な研究対象です。

私たちの研究の出発点は、ウイルスがどのようにして増えるのか、なぜ病気を引き起こすのか、また私たち生き物と進化上どのような関係を保ってきたのかなど、ウイルスとウイルス感染症の基本原理を明らかにすることです。
一方で、ウイルスは生物に感染しなくては子孫を増やすことができません。そのため、ウイルス研究はウイルスそのものを知ることにとどまらず、広く生命科学の基盤を明らかにできる研究領域です。 私たちの研究室で得られた成果も、細胞生物学、神経科学、免疫学、RNA学そして進化学など、非常に幅広い研究分野に影響を与えています。
さらに、最近では、RNAウイルスがもつユニークな性状を利用して、遺伝子治療などへの応用が考えられるウイルスベクターの開発研究も行っています(研究の詳細に関してはこちら)。

本研究室では、ウイルスの本質を探り、ウイルスと生物のつながりを理解することで、”ウイルスとは何か?”という命題の答えに少しでも近づきたいと思っています。 大学院生にはできる限り独立したテーマで研究を進めてもらうようにしています。
また、研究室の方向性のなかで、面白そうなテーマを自分で探り出し、自ら研究を進めてみる経験も私の研究室では推奨しています。研究は経験です。実際に手と頭を動かしてみなくては何もわかりません。大学院生には、自ら考え自ら研究を進めることができる研究者になれるようにサポートしたいと思っています。ウイルス研究に興味のある方は、是非一度、私たちの研究室に足を運んでみて下さい。

朝長研究室で研究するには

当研究室は、ウイルス学を中心とした幅広い生命研究に興味を持ち、積極的かつ貪欲に研究を進めていく意欲のある大学院生を募集しています。出身学部は問いません。これまでに医学部、獣医学部、薬学部、農学部などの出身者が当研究室で研究をしてきました。

研究室見学は随時受け付けております。
興味を持たれた方は問い合わせフォームよりお問い合わせください。

当研究室では以下の大学院の学生を受け入れることができます。
募集要項や出願方法はリンク先にてご確認ください。

  • 実験の様子
  • 実験の様子

研究生活

  • コアタイムは平日10時から17時までです。
  • 月曜日は朝10時から当番制の論文紹介、木曜日の16時からは研究の進捗を発表するラボミーティングがあります。

    日常的な研究室の様子はFacebookページに掲載されていますのでご覧ください。